翔泳社は、2019年9月27日に開催された「Developers Summit 2019 KANSAI」における、来場者アンケートなどを元に決定したベストスピーカー賞の受賞者を発表した。
受賞者は下記の通り。
ベストスピーカー賞
- 基準:一定の満席率以上のセッションのうち、来場者満足度1~3位
1位【A-1】「伊勢の老舗食堂『ゑびや』がAIフル活用のTech企業『EBILAB』に変貌。~IT業界のおかしな常識を全否定!! 超異能があつまるチームによる価値創造開発手法に迫る~」常盤木 龍治氏 [EBILAB]
受賞コメント
ぉぅぃぇす!この度はベストスピーカー賞を頂戴し光栄のキワミ、アッー!
冗談はさておき。
東京から沖縄に移住しローカルコミュニティにfullcommitし、伊勢にある老舗食堂発のTech企業『EBILAB』の最高技術責任者/最高戦略責任者を務めつつ、パラレルキャリアで様々な上場企業のアドバイザーを務めながら日本中世界中で働き、価値を束ね、ちょっとずつ、でも確実に世界をよりよい場所にしている高校定時制卒、大学中退の43歳のエンジニアから皆さんへのラブレターです。
エンジニアは社会課題解決の手法を構築、実装している訳で、いかに素晴らしいCodeであろうがそれがどのように使われるかの意図を知らずに実装すれば、使われずお蔵入りが当たり前なわけです。
価値概念の違う一人ひとりの個性が、まさにAPIのように相互の強みを活かし弱みを補完しあいながら課題を解決し、それが束となり社会の課題を解決する。これが夢物語でもなんでもなく、本気であればアタリマエにできる時代になったのです。
”~だからできない”と外部要因を並べ他責にするのではなく、各位がエンジニアリング力を活かし“~な切り口からならできるよね”と肯定的に小さい単位で社会実装にトライしていくことで、Teamとしても個としても膨大な失敗と成功を繰り返しながら、望む世界すらAPIでCallできる世界をともに創り上げてまいりましょう。先人たちが遺してくれた偉大な知見と部品を活かしながら。
そのためにも!!未知への関心を持ち続けること、学び続けること、愛すること。排他的な考え方になった瞬間、課題解決の本筋は闇の中へ消えていきます。
技術はどんどん部品化していく。でもその部品をつくるのも使いこなすのも、Developerの想いあってこそ。呼び込もうぜ、未来!!!
2位【B-6】「 ゲーミフィケーションエバンジェリストがささやく、 世界一の賞を獲得したワクワクするアプリのひみつ♥」仲 功児氏[ナノコネクト]
受賞コメント
この度はベストスピーカー賞2位の選出、ありがとうございます!
何よりテーマである「Far Together!」を皆様とご一緒できたこと、大変嬉しく思っております。
今回は、より具体的なお話ができるよう開発実績を絡めてお話をしました。
今後も、ゲーム理論を組み込んだワクワクするプロダクトを通じて、ゲーミフィケーションを世界に広めていきたいと思います。
最後に、デブサミ運営事務局の皆様、翔泳社様、そして聴講者の皆様、誠にありがとうございました!
【A-7】「若手エンジニアの登竜門「Developers Boost KANSAI」優秀セッション再演!」金谷 拓哉氏[神戸デジタル・ラボ]、谷口 徹氏[マネーフォワード]
受賞コメント
金谷氏:【何屋か決めたら見えてきた世界 ~U30がこれからの時代を戦うヒント~】
ベストスピーカー賞(3位)に選出頂き、誠にありがとうございます!
U30向けに振り切った内容でしたが、U30だけでなく、様々な世代の方から嬉しいコメントを頂くことができ、とても感激しております!
少しでも、皆様がこれからの時代を戦っていくヒントとなっていれば幸いです。
デブスト関西に引き続き登壇の機会を頂きました運営の皆様、また当日聴講頂きました皆様、そして日頃からご支援頂いている皆様に、この場をお借りし御礼申し上げます。
谷口氏:【技術力で勝負しないエンジニアの生存戦略】
U30向けのキャリアの話をしたので、オーディエンスの方々にとって価値のある話をできるか不安だったのですが、
楽しく聞いていただいたようで嬉しく思います。
特に自分自身の技術者としてのレベルが低いことに気付く、というエピソードが想像以上に共感を得た様で驚きました。
皆様自身の今後を考える際や、皆様の後輩の相談に乗る際の参考になれば幸いです。
三条河原町でお待ちしておりますので、興味のある方はご連絡ください!
なお、各受賞者には表彰状が贈呈された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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