JetBrainsは、8月5日、統合開発環境PhpStormの最新版「PhpStorm 2025.2」をリリースした。
このアップデートでは、コーディングエージェント「Junie」や「JetBrains AI Assistant」の大幅な機能強化、リモート開発機能の正式リリース、PHPユニットテストの最新フレームワークへの対応など、開発体験を向上させる機能が多数追加された。
Junieでは、Model Context Protocol(MCP)への対応によりデータベースやファイルシステム、APIと連携可能となり、WSL2ファイルシステム上のプロジェクトも直接開くことができるようになった。さらに、複雑な処理のプロンプト処理速度は最大30%向上し、リモート環境でもJunieを活用できるようになった。
JetBrains AI Assistantには、SQL、YAML、JSON、Markdownを含めたすべての対応言語のサポートが追加。また、チャットでAnthropicやOpenAIモデルの使用時に、画像添付を行うようになった。
また、PhpStorm自体もリモート開発機能がベータ版から正式版へをアップデート。リモート編集やツールウィンドウ、検索系機能での操作性が向上した。
さらに、Include Path dialogの改良やPHPUnit 12のアップデート対応なども行われている。
変更点の詳細や導入手順については、ニュースリリースを参照のこと。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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