コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス「コンピュータ・エンターテインメント・デベロッパーズ・カンファレンス(CEDEC:Computer Entertainment Developers Conference)」を、9月2日から9月4日に開催する。
2020年で22回目を迎える「CEDEC」は、回を重ねるごとに参加者が増えており、講演会場が満員になることが多くなった。開発者同士の知見の共有や、コミュニティとしての役割を一層強化するため、本年度より会場がパシフィコ横浜ノース(神奈川県横浜市)へと移される。
「CEDEC 2020」のテーマは「Brand New!」。本年度もセッション講演者を募集している。応募締め切りは4月1日の午前10時必着。募集内容は以下の通り。
- レギュラーセッション(60分):講演者が登壇し、講演する。
- ショートセッション(25分):レギュラーセッションより短い時間で講演する。
- パネルディスカッション(60分):あるテーマについて数人の討論者が討議を行う。
- ラウンドテーブル(60分):テーブルを囲んでモデレーターと参加者が、あるテーマについて全員で討論する。
- インタラクティブセッション:会場内に展示スペースを設け、発表内容の掲示およびデモンストレーションを行う。
- ワークショップ:参加者の作業する環境を整えて実施する参加型学習。
- チュートリアル:主に入門、初心者を対象に基礎的な部分から応用までを解説し、一通りの基本的な内容を学べる。
- CEDEC CHALLENGE:決められたテーマや制限内で作成された成果物に対して、レビューやコンテストを実施する。
対象技術分野は、エンジニアリング、プロダクション、ビジュアル・アーツ、ビジネス&プロデュース、サウンド、ゲームデザイン、アカデミック・基盤技術などに関連した技術、アイデア、ノウハウなど。公募対象は、コンピュータエンターテインメントの開発・研究、および関連する業務に携わるすべての人。
CEDEC運営委員会が応募の内容を審査し、講演者としての採択を決める。採択者には、4月下旬~5月中旬頃に事務局が直接連絡を行う。
講演採択者には、特典として「CEDEC 2020」のレギュラーパスが無償で贈られる。レギュラーセッション、パネルディスカッション、ラウンドテーブルは最大3名分、ショートセッションは講演者1名分、インタラクティブセッションは講演者最大2名分が贈られるほか、講演者同士の交流を目的としたパーティーにも招待される。
さらに、応募者には「CEDEC 2020」受講パスがCESA会員価格で提供されるほか、基調講演への優先入場口の利用(別途受講パスが必要)、およびステッカーが贈られる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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