セッション名
モダンなアーキテクチャでゼロから作る証券基盤
セッション概要とポイント
金融、特に証券のシステムと聞くと、多くの方はレガシーな技術が用いられ重いコストを払って構築されたものを想起するのではないでしょうか。
Finatextグループでは、そのようなイメージとはまったく異なる、株式売買が可能なサービスをスピーディーに構築するための証券プラットフォームを開発・運用しています。
部分的には専用線接続などレガシーな技術と接合しながら、全体的にはマネージドサービス・SaaS等を積極的に活用することでモダンなアーキテクチャを採用し、可用性の高いシステムを実現しています。
本セッションでは、証券プラットフォームの裏側で、いかにレガシーと戦いつつモダンなアーキテクチャを実現しているかをお話しします。
セッションで得られること
いわゆる一般的なweb系のシステムと金融システムを比べると、当然全く異なる部分もあれば同じような部分もあります。
AWS上の証券システムを、どのように実現しているのか?様々な金融規制への対応でどのような苦労があるのか?金融システムに足る可用性をどのように達成しているのか?
当社の証券プラットフォームを通して、複雑な金融システムの内部を知ることができます。
登壇者プロフィール
石橋 淳志
株式会社Finatext
リードエンジニア
東京大学大学院経済学研究科卒業。在学中にFinatextに創業メンバーとしてジョインし、株予想アプリ「あすかぶ!」やFXアプリ「かるFX」等にiOSエンジニアとして携わる。現在はBaaS(Brokerage as a Service)事業のリードエンジニアとして執行システムやAPIの設計・開発をGo言語を用いて行っている。また、Finatextグループの証券会社スマートプラスが株式会社クレディセゾンと協業して提供している、BaaSを活用した証券サービス「セゾンポケット」の開発にも携わっている。
大木 卓哉
株式会社Finatext
エンジニア
新卒で大手銀行に入行し、法人営業を2年間担当。その後、大手業務系ソフトウェア開発会社に転職。エンジニアにジョブチェンジし、ERPパッケージソフトの会計分野にて設計・開発、運用保守業務に従事。2018年に株式会社Finatextに入社し、現在は証券ビジネスプラットフォーム「BaaS(Brokerage as a Service)」や、その第一弾証券サービス「セゾンポケット」の開発、運用を行う。
Developers Summit 2020 Summer
- テーマ:デベロッパーが推進するDXと開発プロセスの変革
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