米Amazon Web Servicesは、「AWS Launch Wizard」にRed Hat Enterprise Linux バージョン8.1(以下、RHEL8.1)へのSAPワークロードのデプロイを可能になったことを、9月25日(現地時間)に発表した。
米Amazon Web Servicesは、「AWS Launch Wizard」にRed Hat Enterprise Linux バージョン8.1(以下、RHEL8.1)へのSAPワークロードのデプロイを可能になったことを、9月25日(現地時間)に発表した。
SAPアプリケーションの新しいオペレーティングシステムバージョンへのオンボーディングには、SAPおよびOSのチーム間での緊密なコラボレーションが必要で、チームはSAPノートを分析し、システムを構成し、新しいOSで標準化する前に広範囲にテストを行う。
「AWS Launch Wizard」はSAP HANAおよびSAP HANAベースのNetweaverシステム用AWSリソースのサイズ設定、構成、およびデプロイをガイド付きで提供し、目的に合わせて構築された使いやすいウィザードを備えており、こうした手間のかかる作業を排除する。使用するOSをドロップダウンメニューから選択すると、AWSおよびSAPのベストプラクティスに沿って事前に設定された環境が自動的に作成される。
SAPワークロード用にRHEL8.1を手動で設定する場合、基本的OSパッケージのインストール、C シェル、SAP HANA高可用性クラスター構成コマンドなどの手順が必要だが、AWS Launch Wizardを使用すると、こうしたタスクや設定が、自動化/簡素化され、デプロイまでの時間を短縮できる。
AWS Launch Wizardは複数のデプロイパターンをサポートしており、AWS リソースの推奨事項を提供し、AWS コンピューティング、ストレージ、管理、ログ、モニタリング、およびセキュリティサービスと統合されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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