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マンガで分かるプログラミング用語辞典

「クリックジャッキング」
~マンガでプログラミング用語解説

マンガで分かるプログラミング用語辞典(176)

解説

 「クリックジャッキング」(Clickjacking)は、Webページ上でユーザーのクリックを乗っ取る攻撃です。他のWebページを読み込むiframeと、CSSのopacity(要素の透明度を指定)を組み合わせて、透明のWebサイトを重ねて表示します。

 そして、ユーザーが見えているWebページのボタンやリンクをクリックしたら、実際には透明のWebページのボタンやリンクをクリックさせて、意図せぬ操作をさせます。

 この攻撃により、SNSの操作を勝手にされたり、オンラインバンキングの操作を気づかぬうちにさせたりすることができます。

 クリックジャッキングは、iframeでページが読み込まれることによって起きます。Webサイト側では、HTTPレスポンスヘッダに設定を加えることで、iframeに読み込まれるのを防ぐことができます。

X-Frame-Optionsヘッダフィールド
DENY 全てのページで禁止
SAMEORIGIN 同一オリジンのみ許可
ALLOW-FROM 指定したオリジンのページのみ許可

サンプル

 クリックジャッキングのサンプルです。別のページを、ボタンの上に重ねて表示しています。本来は別のサイトですが、oter_site.htmlという別ファイルを薄く重ねています。

sample.html
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>サンプル</title>
    <style>
    iframe { position: absolute; left: 0px; top: 0px;
        opacity: 0.5; }
    </style>
  </head>
  <body>
    <button>クリックしてね!</button>
    <iframe width="250" height="50" src="oter_site.html"></iframe>
  </body>
</html>
oter_site.html
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="UTF-8">
  </head>
  <body>
    <a href="https://codezine.jp/" target="_blank">CodeZine(コードジン)</button>
  </body>
</html>
実行結果
実行結果
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この記事の著者

柳井 政和(ヤナイ マサカズ)

クロノス・クラウン合同会社 代表社員http://crocro.com/オンラインソフトを多数公開。プログラムを書いたり、ゲームを作ったり、記事を執筆したり、マンガを描いたり、小説を書いたりしています。「めもりーくりーなー」でオンラインソフト大賞に入賞。最近は、小説家デビューして小説も書いています(『裏切りのプログラム』他)。面白いことなら何でもOKのさすらいの企画屋です。 

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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