米Amazon Web ServicesとGrafana Labsは、「AWS X-Ray」向けデータソースプラグインの最新版を、10月5日(現地時間)にリリースした。
「AWS X-Ray」は、開発者とDevOpsエンジニアが、マイクロサービスアーキテクチャを使用して構築されたアプリケーションなど、分散アプリケーションを分析・デバッグするのに役立つ。
今回リリースされたデータソースプラグイン最新版では、AWS X-Rayによるアプリケーションの監視データを、オープンソースの視覚化および分析ソフトウェアである「Grafana」によって可視化できるようになった。Grafana ExploreによってAWS X-Rayのトレース内容を分析し、エラー率や障害率の増加といったパフォーマンスの問題を優先順位付けし、問題の根本原因および影響を受けるエンドユーザーを特定可能となっている。
Grafanaダッシュボードでは、AWS X-Rayのトレースデータを既存のアラートおよび通知機能とともに使用でき、トレースタイムラインにて各サービスに費やされた時間や、アップストリーム/ダウンストリームサービスにおけるエラーの影響が確かめられる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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