米HashiCorpは、マルチクラウド上のコンピュータやネットワークの構築を自動化するTerraformの最新版となる、「Terraform 0.14」の一般提供を12月2日(現地時間)に開始した。
「Terraform 0.14」では、新たに実験的な機能として、デフォルトの簡潔な差分レンダラが含まれており、変更されていないフィールドや無関係のフィールドは隠されるため、変更内容がすばやく確認できるようになっている。
また、プラン全体で値の難読化が可能な「機密値」をスレッド化する機能が追加されたほか、Terraformの実行を複製することを可能にする依存関係ロックファイルを自動生成するようになった。
なお、「Terraform 0.14」では、Linux ARM64ビルドを公式にサポートしており、さらに、最新のバージョン0.13では、Linux ARM64のサポートが追加された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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