BINARは、同社が運営するハイスキルITエンジニア転職プラットフォーム「BINAR」を利用している企業を対象に実施した、「2020年度 ITエンジニアの採用状況および、採用活動に関する調査」の結果レポートを、12月17日に公開した。
同調査は、「BINAR」を利用している企業16社に対して、11月6日~20日の期間に行われている。
調査結果によれば、採用計画の下方修正を行った企業は、全体の約1割に留まっており、ほとんどの企業で影響はみられなかった。
9割程度の企業が、エンジニアの採用数は「変化はない」または「増えている」と回答したほか、エンジニアからの応募数は「変化はない」または「減った」との回答が約8割を占めている。
リモートワークを導入している企業は9割超に達したものの、エンジニア社員のリモートワークの頻度では、「全日程」が4割程度で、部署などにより差はあるものの、半数以上の企業では週に数日程度は出社していることがわかった。
採用時の選考フローは、約9割の企業でオンラインに対応しており、7割超の企業が全行程でオンラインに対応している。
入社後のオンボーディングでは、すべてをオンラインで実施している企業は約4割に留まっており、入社者と他のメンバーとの関係構築やコミュニケーションに関する課題が多いことが明らかになった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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