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ドローンとは
そもそも、「ドローン」とは一体なんなのでしょうか。おそらく多くの人が頭に思い描くのは、いくつかのプロペラがついた宙に浮かぶ飛行体を思い浮かべるのではないでしょうか。このセッションでは、ドローンという言葉が指すスコープは空中だけではなく、「実空間を移動できるもの」という広い範囲となっています。確かに、近年ではFullDepth社の「水中ドローン」に代表されるように、「ドローン」の範囲が広がってきているなという実感があります。

空を飛ぶ機械には様々な種類があり、また適応される法律にも違いがあります。最近ではいわゆる「空飛ぶクルマ」が台頭してきたり、ドローンから派生した技術が広範に使われるようになってきたりしているとのことでした。講演中に紹介された、3D Robotics社のCEOクリス・アンダーソンによる「ドローンは飛行機から操縦士をとりのぞいたものなんかではなく、プロペラが付いたスマ-トフォンのようなものなんだ」という言葉が印象的でした。
「地上は人と物で飽和している、ならば空だ!」と熱っぽく語る南さんに、思わず引き込まれそうになります。
ドローンの将来像
空に飛び出したドローンは、どのように社会と関わっていくのでしょうか。たとえば物流、点検、農業など、人手不足が顕在化していたり人間が実施するには危険が伴ったりする領域における活躍が期待できそうです。
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