AWSは、「Amazon Lex」が日本語に対応し、東京リージョンで使用可能となったことをを、4月2日に発表した。
Amazon Lexはチャットボット向けの会話型AIを提供するサービスで、Alexaと同じテクノロジーを利用した会話インターフェースの構築が可能。音声をテキストに変換するためのディープラーニングを利用した自動音声認識(ASR)と、テキストの意図を認識する自然言語理解(NLU)機能が提供されているため、文字チャットだけではなく、音声入力により、リアルな会話の相互作用を備えたアプリケーションの構築が簡単に行える。
また音声には、Amazon Pollyが用いられ、自然な日本語でユーザーに応答し、また発音のカスタマイズなども可能となっている。開発をより簡便化させるために、いくつかのテンプレートがあらかじめ備えられている。
2021年4月2日の時点で、日本語の他に、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語に対応している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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