オープンソースのクラウド&エッジコンピューティングプラットフォームであるOpenNebula開発チームは、最新バージョンとなる「OpenNebula 6.0 "Mutara"」を、4月6日(現地時間)にリリースした。
「OpenNebula 6.0 "Mutara"」は、OpenNebula 6シリーズの初の安定リリースとなる。
「OpenNebula 6.0 "Mutara"」に含まれるSunstoneでは、VNCダイアログの改良や非同期操作への警告、OneFlowサービスへの情報の追加、VMware VMのNUMA配置への対応などが行われた。
さらに、FireEdgeサーバの新バージョンが同梱されており、OpenNebulaのWebUIではVMおよびホスト状態の自動更新、VMware VMのためのVMRCコンソールアクセス、Guacamole VNC/SSHおよびRDPなどが追加されている。
そのほか、プライベートマーケットプレイスとして設定されたリモートストレージへのVMデータの定期バックアップが可能になるとともに、OneFlowのエンジンとGUIにおけるライフサイクル管理に関する改善や、vSphere 7のサポートやKVMのためのVMチューニングパラメータの追加などハイパーバイザドライバの改良、コンテナ化アプリのプラットフォームをまたいだ使用を容易にするLXCシステムコンテナ向けドライバの追加などが行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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