米Puppetは、クラウドネイティブのワークフロー自動化プラットフォーム「Relay」の一般提供を、4月6日(現地時間)に開始した。
Relayは、イベント駆動型ワークフローを中心に構築されており、ワークフローオーサリングにローコードアプローチを採用したワークフロー自動化プラットフォーム。
これまでのベータ提供期間中は、既存の自動化ツールにインテリジェンスを追加し、高信号イベントに応答してそれらを駆動する自己修復インフラストラクチャや、インフラストラクチャイベントを受信して適切なコンプライアンスポリシーを適用することで、主要なクラウドリソースのセキュリティ体制を継続的に検証する、といった利用や、アラートデータを充実させ、インシデントコミュニケーションを自動化し、自動修復ワークフローをトリガする、といった利用が行われた。
そのほか、ベルギーを拠点とするマネージドサービスプロバイダのBryxxNVは、Relayをクラウド自動化スタックと統合しており、追加の容量が必要になったときにGrafanaからしきい値アラートを受信し、スケールアップを処理するワークフローの実行後に、Relayはダッシュボードにオーバーレイされたワークフロー実行記録から、監査証跡と変更の視覚的記録をアノテーションとしてGrafanaにポストバックする。
利用プランとしては、無料のCommunity tierのほか、最大30ユーザー、500のアクティブなワークフロー、ロールベースのアクセス制御(RBAC)、シングルサインオン(SSO)へのアクセスを提供する「Team」プラン(1ユーザーあたり月額20米ドル)、最大5000のアクティブなワークフローと最大5000のユーザーを提供するとともに、RBACとSSO、Puppet Enterpriseとのオンプレミス接続に対応した「Enterprise」プラン(価格は要問い合わせ)を用意している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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