AWSはAmazon EC2 Auto Scalingにおいて、「Warm Pools」機能が利用可能となったことを4月8日に発表した。
Amazon EC2 Auto Scalingは定義した条件やスケーリングに応じてEC2インスタンスを自動的に追加または削除し、アプリケーションの可用性を維持する。
今回発表されたWarm Poolsでは、事前に初期化済みのEC2インスタンスのプールを作成することで、継続的に実行されるインスタンスの数を減らし、アプリケーションのスケールアウトを高速化。コストを節約する。
事前初期化済みの停止されたインスタンスを開始して、最短30秒でトラフィックを処理することができ、デフォルトではWarm Poolsが初期化済みの停止したインスタンスを維持し、Auto Scalingグループは最大サイズまで迅速にスケールアウトできる。
また、ライフサイクルフックを使用してWarm Poolsとの間で移動するEC2インスタンスでカスタム初期化ステップを実行することも可能。
Warm PoolsはすべてのAWSリージョンで使用可能となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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