米Microsoftは、統合開発環境「Visual Studio 2019 16.11 Preview 2」を、6月15日(現地時間)に公開した。バージョン16.11は、安定性とセキュリティの強化に重点が置かれている。
「Visual Studio 2019 16.11」は、Visual Studio 2019の最終バージョンであり、2029年4月までサポート提供を受けられる。
また、同バージョンの最終リリースはサービスのベースラインとなるため、従来のベースラインであるバージョン16.9の、12か月のサポートクロックが開始され、次期ベースライン宣言から12か月間、ベースラインを保守するための修正が提供される。
これは、次期マイナーアップデートがリリースされるまでサービス修正のみを受け取れるバージョン16.10などのマイナーバージョンリリースとは異なり、サービスベースラインを備えたマイナーバージョンアップデートで出荷される新機能を、いつ採用するかを選択できる。
なお、「Visual Studio 2019 16.4」のサポートは2021年10月で終了するため、管理者は移行計画を立て、Visual Studio 2019の最終リリースのテストを検討する必要がある。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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