「TOAST UI Editor 3.0」では、同エディタのWYSIWYGエディタ構築に使用されている開発ツールProsemirrorを用いて、エディタの内部依存関係を統合することで、単一の内部構造に従うとともに、CodeMirror、squire、to-markといった過去の依存関係が削除されている。
ほかにも、バンドルサイズの約30%削減、ESMバンドルの提供、マークダウン構文のカスタマイズへの対応、指定されたウィジェットノードとしてプレーンテキストを表示可能にするwidgetRulesオプションの追加、チャートをレンダリングするためのchartなど5種類のプラグインの追加および独自プラグイン関数の提供、ツールバーやタブなどUI要素のサイズを大きくするなどデザインの完全な再設計、コードベースのTypeScriptでの書き直し、仮想DOMや最新の開発ツールの適用といった、機能追加・改善が行われた。
今後は、プラグインエコシステムの拡張やサーバサイドレンダリング(SSR)のサポート、同期編集機能の追加を予定している。