コンポーネントとページのUI開発ワークショップであるStorybookの開発チームは、最新版となる「Storybook 6.3」を6月23日(現地時間)にリリースした。
「Storybook 6.3」では、新たにCSSのデバッグを容易にするツールとして、間隔の確認に便利なMeasure、レイアウトのずれや破損を見つけやすくなるOutline、キーボードショートカットを使用してさまざまなビューポートサイズを切り替えられるViewportが付属している。また、ツールバーはキーボードショートカットをサポートするようになり、すべてのショートカットはカスタマイズできる。
ほかにも、@storybook/testing-reactと@storybook/testing-vueによって、ReactとVueでJest、Testing Library、Cypress、Puppeteerといったツールへ、ストーリーをインポートすることが可能になるとともに、Angular 12とWeb Components Lit 2のサポート、Webpack 5およびViteコミュニティビルダーのサポートが行われた。
さらに、2022年のIE11のサポート終了に向けて、試験的な--modernモードを搭載した最新のESモジュールを公開しており、将来バージョン「Storybook 7.0」のデフォルトの開発モードにするとともに、レガシーブラウザのオプトインでのサポートも予定している。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です