チェコのJetBrainsは、RubyとRailsに対応した統合開発環境の最新版「RubyMine 2021.2」を、7月27日(現地時間)にリリースした。
「RubyMine 2021.2」では、RBSを使用するプロジェクトにおいて「Go to declaration」「Find usages」「Rename」リファクタリングがより正確に機能するようになるとともに、型変数、ブロックパラメータ、タプル型、proc型など、既存のRBSエンティティのほとんどをサポートしている。なお、関連するRBS型シグネチャを持たないコードについては、引き続き独自の型推論を使用する。
ほかにも、コード補完、使用法の検索、コードナビゲーション、名前変更リファクタリングといった、RBSファイルを操作するためのコード支援が追加されるとともに、.rbsファイルに保存されている情報にアクセスすることで、Rubyのコードにおける潜在的なエラーをチェックできるようになった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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