米Googleは、Google Cloudのインフラストラクチャにおいて、2021年第2四半期に行われた更新について、公式ブログの7月30日(現地時間)付の投稿で振り返っている。
2021年第2四半期における、コンピューティング分野でのもっともエキサイティングな更新としては、スケールアウトアプリケーション用に最適化され、主要なクラウドベンダーの中でも最高のコストパフォーマンスを提供する仮想マシン「Tau VM」を挙げた。ほかにも、OS Configuration Managementのプレビュー版公開や、マネージドインスタンスグループのMLベースの予測自動スケーリング提供、Google Cloud VMware Engineにおけるいくつかの更新が行われている。
ネットワーキング分野では、ネットワーク接続センター、汎用のN2およびコンピューティング最適化C2 Compute EngineのVMファミリーに対応した高帯域幅ネットワーク、Firewall Insightsなどが挙げられた。
ストレージ分野では、Cloud Storageにおける経費節約のためのベストプラクティスのブログ公開や、Cloud Storage Assured Workloadsの一般公開、Transfer Applianceの40TBおよび300TBへの対応などを挙げている。
コンテナとサーバーレス分野では、GKE AutopilotやCloud Run、マルチインスタンスGPUなどによるコスト最適化を挙げた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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