オープンソースの分散バージョン管理システムであるGitの開発チームは、最新バージョンとなる「Git 2.33」を、8月16日(現地時間)にリリースした。
「Git 2.33」では、git rev-listに--no-commit-headerを追加することで、既存のスクリプトとの下位互換性を維持するために残されていた、rev-listにおける特徴的な書式をオプトアウトでき、スクリプトをよりシンプルにすることが可能になっている。
さらに、git logにおける参照デコレーションの読み込みが役立つかどうかを検出する方法を学習し、デコレーションを表示している場合でも読み込みプロセスを最適化することによって、デコレーションされたオブジェクトを可能な限り少なくするなど、さまざまな機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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