グレープシティは、業務アプリケーション開発に便利な.NET/Xamarin/Blazor用コンポーネントを数多く収録したスイート製品の最新版となる「ComponentOne 2021J v2」を、8月27日に発売した。1年定額制のサブスクリプション方式で、1ユーザーあたりの初期費用は税込165000円、更新費用は税込82500円。
「ComponentOne 2021J v2」では、Windows FormsとWPFのエディションでマイクロソフトのアプリケーションフレームワーク「.NET 5」に対応したコントロールの拡充が行われた。
Windows Forms用エディションのデータ管理コントロール「DataFilter」や「CheckList」などのほか、WPF用エディションのプロパティの編集が可能な「PropertyGrid」や右クリック時にメニューを表示する「ContextMenu」などが.NET 5に対応する。なお、ComponentOneは2021年11月にマイクロソフトよりリリースされる予定である「.NET 6」にも順次対応していく予定。
また、JavaScriptを使わずに.NETフレームワークとC#を使用して、Webアプリ開発が可能なSPA(Single Page Application)フレームワーク「Blazor」で利用できるコンポーネントとして「TreeView」が追加された。TreeViewは、インデックス付きエントリ、ディスク上のディレクトリ、ドキュメント内の見出しなど、項目の階層リストをツリー構造として表示する際に利用できる。
このほか、ASP.NET MVC用エディションで新コントロールの「FlexMap」が搭載された。FlexMapはデータを地図上で地理的に可視化することが可能。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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