米Googleは、Active Assistを使用したCloud SQLにおけるコスト最適化のためのレコメンデーション機能について、9月29日(現地時間)付の公式ブログ投稿にて紹介している。
Cloud SQLのレコメンデーション機能は、過剰にプロビジョニングされたCloud SQLインスタンスの検出と適切なサイズ設定、アイドル状態のインスタンスの検出、Cloud SQLの課金最適化に役立つ。
高度な分析と機械学習によって、フリート内の過剰にプロビジョニングされたアイドル状態のインスタンスと、確約利用割引を利用できる可能性のあるインスタンスを高い信頼性で識別することが可能であり、Recommender APIおよびRecommendation Hubを介して、Cloud SQL for MySQL、PostgreSQL、SQL Serverで利用できる。
Googleは、Cloud SQLの分析や顧客からのフィードバックをもとに、予算を超過するもっとも一般的な理由として、「過剰にプロビジョニングされたリソース」「アイドル状態のリソース」「割引の未活用」の3つを挙げている。
Active Assistは、機械学習とGoogleのフリートレベルのCloud SQLテレメトリデータを用いて、CPUやメモリのピーク使用率が低いインスタンスを特定することが可能であり、アクティビティのレベルが低いCloud SQLインスタンスと、実際にはアイドル状態であるものの、ヘルスモニタリングとメンテナンスのためにアクティビティが存続しているインスタンスとを、機械学習によって高精度で識別できる。
また、Cloud SQLの確約利用割引では、1年間の確約でオンデマンド料金の25%の割引、3年間の確約で52%の割引が提供されており、Active Assistはリソースのニーズが予測可能なCloud SQLワークロードを検出し、確約利用割引の購入を提案してくれる。
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