米Cloudflareは、クラウドストレージサービス「Cloudflare R2 Storage」を9月28日(現地時間)に発表した。
Cloudflare R2 Storageは、同社のBandwidth Allianceへの取り組みに基づいて構築されており、リクエストレートに関係なく保存されたオブジェクトにゼロコストの出力を提供する。
料金は、保存データ1GBあたり月額0.015米ドルであり、既存の主要なプロバイダと比較して、大幅に安価となっている。
また、しきい値を下回る、頻度の低いストレージ操作をゼロレートにする方針で、現時点では1秒あたり1桁のリクエストをゼロレートとする計画であり、この範囲を超過すると主要なプロバイダよりも操作ごとの料金が大幅に安くなる。
安価ながら、データの階層化を自動的かつインテリジェントに管理しているので、可能な限り低いコストでの、無制限のスケーラビリティを確保している。
そのほか、他のS3互換クラウドストレージサービスからの自動移行や、99.999999999%の年間耐久性を提供するとともに、同社の他の製品と容易な統合を実現する。
なお、Cloudflare R2 Storageは現在開発中だが、近日中のオープンベータ版提供を予定している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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