Dockerコンテナを使用して機械学習コードを実行する、大規模な機械学習アプリケーションを構築、訓練、監視するためのプラットフォームであるPolyaxonの開発チームは、最新版となる「Polyaxon 1.12」を11月3日(現地時間)にリリースした。
「Polyaxon 1.12」では、実行ページに「Comparison」ビューが追加され、実行を並べて比較できるようになっており、定数値が非表示になって変更のあるフィールドのみが表示される差分モード、ベースライン実行に基づいて、info、metrics、params行の値の変更を確認可能な変更モードが用意されている。
また、runsテーブルを操作する際に、特定の値をフィルタリングまたは除外する機能が追加されたほか、イベントダッシュボードの領域を大きくするために、テーブルに最小限の情報(実行ID、色、およびコントロール)が表示されるように改善され、テーブルの列、並べ替え、密度のヘッダも最小化され、ボタンのアイコンのみが表示されるようになった。
ほかにも、分析ページの改善や、組織内のすべての実行の完全な概要を把握でき、特定のエージェントまたはキューに割り当てられた実行、またはすべてのプロジェクトで特定のユーザーによって開始された実行に関する迅速な分析を導き出せるクロスプロジェクト実行の概要表示、1回の実行または複数の実行のプロジェクトへの転送、リネージテーブルの改善など、非常に多くの機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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