米Dockerは、Docker Hubを通じて英GraphcoreのPoplar SDKにアクセスできるようになったことを、11月12日(現地時間)に発表した。
Graphcoreは、DockerのVerified Publisher Programに参加しており、ソフトウェアスタックをコンテナイメージとして配布することで、Graphcore IPU(Intelligence Processing Unit)システムで機械学習アプリケーションの構築、管理、デプロイを容易にしている。
Poplarは、グラフツールチェーンであり、標準の機械学習フレームワークと完全に統合された、使いやすく柔軟なソフトウェア開発環境であり、既存モデルの簡単な移植を可能する。IPUから最大のパフォーマンスを活用するためのフルコントロールが必要な開発者向けに、PopART(Poplar Advanced Runtime)を通じてPythonおよびC++で直接IPUをプログラミングできる。
Dockerは、ハードウェアとソフトウェアをさらに使いやすくすべく、開発者エクスペリエンスの強化を続けており、現在はPoplar SDK、PyTorch for IPU、TensorFlow for IPU、Toolsへのアクセスを、Docker Hubにて提供している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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