米Microsoftは、Azure Cosmos DB Cassandra APIにおける、JavaベースのアプリケーションにおけるパフォーマンスをモニタリングするためのオープンソースAPMツールであるGlowrootの一般提供を、11月10日(現地時間)に開始した。
今回の、Azure Cosmos DB Cassandra APIにおけるGlowrootのサポートは、新機能である軽量トランザクション、名前付きインデックス、トランケートによって実現している。
Azure Cosmos DBでGlowrootを使用することで、構成が簡単でアプリケーション更新の必要がなく、リソース使用率のオーバーヘッドが低くなり、Azure Cosmos DB Cassandra APIユーザーはGlowrootのすべてのメリットを享受でき、GlowrootユーザーはフルマネージドのAzure Cosmos DB Cassandra APIが利用可能になる。
Glowrootは、スタンドアロンアプリケーションの監視に最適な組み込みコレクタと、分散アーキテクチャアプリケーションシステムに役立つ中央コレクタの2種類が用意され、最大500のスローリクエストの追跡とエラーのキャプチャや、複数のスレッドにわたる非同期リクエスト、アプリ要件に基づくアラートの構成、ネットワーク経由またはローカルデータベースサーバに送信されるSQLクエリの監視(SQLキャプチャ)、各トランザクションにかかった時間の表示などをサポートしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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