米Googleは、DNSの設定やサイバー攻撃からの防御といった、Webサイトの開設や運営に必要なすべてのステップを、Google Cloudなら1か所で管理できることを、11月19日(現地時間)付の公式ブログ投稿にて紹介している。
Google CloudのCloud Domainsではドメインを簡単に購入することが可能で、Cloud DNSとシームレスに統合されているので簡単に管理できる。さらに、大規模なポートフォリオを管理している場合は、プログラムによる管理を可能にするAPIも用意されている。
Cloud DNSは、スケーラブルで可用性の高いマネージドDNSインフラストラクチャであり、プライベートDNSゾーンとパブリックDNSゾーンの簡単かつワンストップの管理にも対応する。パブリックDNSレコードは、Googleの分散ネットワークを使用してグローバルにエニーキャストされるほか、エンドユーザを悪意のある攻撃者から守るDNSSECも簡単に有効化できる。
Google Cloudコンピューティングでは、高度にスケーラブルで効率的なデプロイメントを可能にするマネージドインスタンスグループをバックエンドで実行でき、需要の増減に応じたインスタンス数の柔軟な増減に対応している。また、マルチゾーンの容易な展開が可能であり、APIによる管理や自動化もできる。さらに、クラウドストレージソリューションは、大量の静的オブジェクトを保存するのに適する。
ほかにもGoogle Cloudでは、Googleのネットワークへのすべてのトラフィックのエントリポイントとして機能するグローバルプロキシベースのレイヤー7ソリューションである外部httpsロードバランサ、Googleのクラス最高のDDoS防御ソリューションおよびWebアプリケーションファイアウォール(WAF)であるCloud Armor、画像や短い動画といったキャッシュ可能なコンテンツの高速かつコスト効率の高い配信を実現するCloud CDNを提供している。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です