Cloud Native Computing Foundationは、オープンソースのコンテナオーケストレーションシステムKubernetesの最新版となる「Kubernetes 1.23」を、12月7日(現地時間)にリリースした。
「Kubernetes 1.23」では、FlexVolumeや、いくつかのロギングフラグが非推奨になるとともに、リリースプロセスのステージングフェーズとリリースフェーズを記述した来歴証明ファイルを生成するようになっている。
さらに、IPv4/IPv6デュアルスタックネットワーキング、HorizontalPodAutoscaler autoscaling v2、Generic Ephemeral Volume機能、Podのボリュームパーミッションと所有権変更ポリシーを構成する機能、CSIドライバにおけるfsGroupベースのパーミッションのサポートを宣言する機能が一般提供となった。
ほかにも、PodSecurityが非推奨となったアドミッションコントローラであるPodSecurityPolicyを置き換える形でベータ版に移行するなど、47の機能追加・改善が行われ、11の拡張機能が安定版に、17の拡張機能がベータ版に、19の拡張機能がアルファ版に移行している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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