オープンソースのWebアプリケーションフレームワークであるRuby on Railsの開発チームは、最新版となる「Ruby on Rails 7.0」を12月15日(現地時間)にリリースした。
「Ruby on Rails 7.0」では、HotwireのTurboとStimulusの組み合わせによって、ユーザーエクスペリエンスの作成に必要なほぼすべてのツールが提供され、TurbolinksとRails UJSに取って代わったほか、jsbundling-railsによって、任意のJavaScriptバンドラが使えるようになっている。なお、Nodeに依存するCSSバンドラでも同様に、cssbundling-railsによって、Tailwind CSS、Bootstrap、Dart Sass、PostCSSが利用できる。
ほかにも、Active Recordを用いた暗号化や、Marginalia形式のタグによるクエリ起点の追跡、非同期クエリの並列読み込みなど、さまざまな機能追加・改善が行われている。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です