チェコのJetBrainsは、31000名超の開発者を対象に実施した調査結果をまとめた、「The State of Developer Ecosystem 2021」レポートをリリースするとともに、同レポートから2021年にもっとも使用されたコードレビューツールを調べた結果を、12月15日(現地時間)付の公式ブログ投稿にて紹介している。
調査結果によれば、2021年にもっとも使われたコードレビューツールは、「GitHub」に搭載されたもので、プルリクエストに組み込まれており、レビューのリクエスト、変更の提案、バージョンの追跡、ブランチの保護といった機能を利用できる。
2位は「GitLab」で、非同期のレビューとコメントを通じて、分散チーム間でのコードのレビュー、変更の議論、知識の共有、コードの欠陥の特定が可能になる。
3位は、Atlassianの「Bitbucket Code Review」で、大規模な差分のレビュー、バグの発見、コラボレーション、プルリクエストのマージが可能なコードファーストインターフェイスとなっている。
そのほか、4位にはMicrosoftの「Azure DevOps」、5位にはAtlassianの「Crucible」、6位にはオープンソースの「Gerrit」、7位にはJetBrainsの「Upsource」、8位にはJetBrainsの「Space」9位には「Review Board」、10位にはAmazon Web Servicesの「AWS CodeCommit」がランクインした。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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