オランダのTIOBE Softwareは、プログラミング言語の注目度ランキング「TIOBE Index」における2022年1月のデータとともに、Pythonが2021年のTIOBEプログラミング言語オブザイヤーを受賞したことを発表した。
TIOBEプログラミング言語オブザイヤーは、1年間でもっとも高い評価を得たプログラミング言語に与えられる栄誉であり、Pythonの受賞は今回で2回連続となる。
「TIOBE Index」におけるPythonは、2021年初頭の時点ではJavaやCに次ぐ3位だったが、最終的には1位を獲得している。評価はJavaが2001年に記録した26.49%には未だ及ばないものの、多くのドメインにおいてデファクトスタンダードなプログラミング言語になるためのすべてを備えており、その勢いは今後も衰えることはないと考えられる。
2021年に注目された、その他のプログラミング言語をみてみると、Swiftは13位から10位、Go言語は14位から13位、Rustは26位を継続、Juliaは23位から28位、Kotlinは40位から29位、Dartは25位から37位、TypeScriptは42位から49位と、SwiftおよびGo言語以外の上位進出は難しいといえる。
なお、2022年1月のランキングは、1位がPython、2位がC、3位がJava、4位がC++、5位がC#となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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