米Panicは、macOSネイティブのコードエディタであるNovaの最新版となる、「Nova 8.4」を1月18日(現地時間)にリリースした。
「Nova 8.4」では、サーバをエクスポートする際に発生する可能性があった潜在的なクラッシュに対処するとともに、非常に大きなファイルでコード折り畳みリボンを描画する際のパフォーマンスの向上、macOSヘルパーを使用したPanic Syncパスワードにおける自動入力の修正、選択範囲が存在する場合の「上/下を選択」の動作の修正、保存されていないドキュメントのテキストエンコーディングを変更した際にクラッシュする不具合の修正が行われている。
さらに、macOSがメニュー項目を自動的にローカライズしようとした場合に、正しいキーバインディングが表示されるようになったほか、多くのインラインカラー装飾を含むドキュメントを入力した場合でも、ガターに視覚的な問題が発生しなくなり、時間帯によりテーマを自動的に切り替える際に、ベーステキストの色が正しく更新されるようになっている。
ほかにも、ミニマップが表示されている際にテキストを切り取るとクラッシュする問題の修正が行われるとともに、新しいフォルダを作成しても、既存のファイルの名前が変更されないよう修正された。また、特定のフォントの太字または斜体を処理する際にクラッシュが発生していた不具合の修正、Vimモードにおけるカーソルの応答性の向上、プレーンテキストドキュメントの印刷機能の改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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