米Googleは、Android向けアプリ開発環境であるAndroid Studioの最新安定版となる「Android Studio Bumblebee(2021.1.1)」を、1月25日(現地時間)にリリースした。
「Android Studio Bumblebee(2021.1.1)」では、新たなデバイスマネージャによって、新しいデバイスの作成や、デバイスの詳細確認、デバイスの削除、ADB Wi-Fiを使用したデバイスとの素早いペアリングなどが可能になっている。
さらに、Gradleによるインストルメント化テストの実行や、Android GradleプラグインUpgrade AssistantによるAPI使用状況の更新、非推移的なRクラスへの対応、エミュレータツールウィンドウのデフォルト有効化、Appleシリコンサポートのアップデートなどが行われた。
また、Android 11(APIレベル30)以降を実行しているデバイスを使用して、アプリをプロファイリングする場合に、CPUプロファイラの各トラックがフレームに番号ラベルを付けて、特定のフレームがライフサイクルのどこにあるかを簡単に視覚化できるようになるとともに、Background Task Inspectorによるジョブ、アラーム、ウェイクロックの検査や、Layout Inspectorによるスナップショットのキャプチャ、およびComposeセマンティクスなどがサポートされている。
ほかにも、インタラクティブプレビューや、アニメーション化ベクター型ドローアブルのプレビューの追加、デザインツールにおけるデバイスピッカの更新など、さまざまな機能追加・改善が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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