米Googleは、Security Command Centerにおける最新の脅威検出レイヤである、仮想マシン脅威検出(VMTD:Virtual Machine Threat Detection)のパブリックプレビューを、2月8日(現地時間)に発表した。
VMTDは、VMベースのアーキテクチャを強力に保護することを目的とした検出機能で、エージェントレスメモリスキャンによって、Google Cloudで実行されている仮想マシン内のクリプトマイニングマルウェアなどの脅威を検出する。
VMTDのパブリックプレビューは、Security Command Centerのプレミアムティアを利用するユーザーに対して、オプトインサービスとして提供される。イベント脅威検出機能およびコンテナ脅威検出機能を補完する機能として、Google Cloudで実行されているワークロード全体を保護できる。
なお、Confidential Computingが提供する、CPUとRAM間でのメモリ暗号化は、VMTDによる影響は受けない。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です