米GitHubは、2021年にテクニカルプレビューを開始した、AIによるコード補完機能「GitHub Copilot」が、Visual Studio 2022で利用できるようになったことを、3月29日(現地時間)に発表した。
Visual Studio 2022でGitHub Copilotを利用するには、あらかじめGitHub Copilotテクニカルプレビューにアクセスするためのウェイティングリストに登録する必要があり、アクセス権を確認するメールを受信した後に、Visual Studio 2022でGitHub Copilot拡張機能のインストールが可能になる。
機能拡張をインストールすると、Visual Studio 2022での入力時に、GitHub Copilotが必要と思われるコードを提案するので、「Tab」キーを押して提案を受け入れるか、提案を無視して入力を続けるかを選べる。GitHub Copilotは、入力に基づいてさらに多くの提案を行うため、提案が煩わしいと感じる場合は、「ESC」キーで提案をクリアできる。
さらに、「Ctrl」+「Alt」+「]」および「Ctrl」+「Alt」+「[」によって、複数の提案の中から候補のナビゲートが可能なほか、エディタウィンドウの下部にあるGitHub Copilotのアイコンをクリックすると、GitHub Copilotの設定画面が表示される。設定画面では、特定のソリューションやプログラミング言語でのGitHub Copilotのオン/オフ、GitHub Copilotを有効化するタイミングなどの調整に対応している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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