米Googleは、Cloud Spannerデータベースからの挿入、更新、削除といった変更を、ほぼリアルタイムで追跡・ストリーミングできる、「変更ストリーム」の一般提供を、5月28日(現地時間)に開始した。
変更ストリームは、変更データを他のGoogle Cloudサービスと統合するための、多彩なオプションを提供する。おもな使用例は以下の通り。
- 分析:変更イベントをBigQueryに送信して、BigQueryが分析に最新のデータを利用可能にする
- イベントトリガ:データ変更イベントをPub/Subに送信して、ダウンストリームシステムでさらなる処理を行う
- コンプライアンス:変更イベントをアーカイブ目的でGoogle Cloud Storageへ保存する
変更ストリームは追加費用なしで利用でき、通常のSpanner料金の場合、変更ストリームデータの追加コンピューティングとストレージのみ料金が発生する。なお、変更ストリームはCloud Spannerに直接組み込まれているので、使用にあたって別途ソフトウェアをインストールする必要はない。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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