知って使えるJVMのログ出力と情報収集や解析ツール
Javaがもっとおもしろくなる! プログラムの実行を担うJVMの情報を見てみよう 第2回
本連載ではJavaプログラムの実行を担うJava仮想マシン(JVM)について、その情報を取得するさまざまなツールの利用を通じて理解を深めます。JVMやそのツールに関する知識はアプリケーションが正常に動作しているときではなく、障害など異常が起こった際に大いに役立ちます。それだけでなく、Javaプログラムを動作させる仕組みを知ることはソフトウェアを開発するエンジニアの皆さんの、知的な部分を刺激するとともにシニアレベルのJavaエンジニアへと進む第一歩となります。第2回では、JVMのログ出力であるUnified Loggingの仕組みと、JDKに同梱されているJVM関連のツールの中から情報取得および設定コマンドであるjcmdと障害解析に使用するjhsdbについて解説します。
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阪田 浩一(株式会社NTTデータ)(サカタ コウイチ)
Javaのオープンソース実装OpenJDKの研究開発とそのトラブルシューティングに従事。OpenJDK Author(最小の開発者ロール)、Javaチャンピオン。Java仮想マシン(JVM)により一層詳しくなりたいという思いで歩を進めている。
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