米Yugabyteは、ビジネスに不可欠なすべてのトランザクションアプリケーションを容易に実行するためのユニファイドプラットフォームである「YugabyteDB 2.15」を、6月28日に一般提供するとともに、新たなクラウドデータベース移行サービス「YugabyteDB Voyager」を同日に発表した。
「YugabyteDB 2.15」は、動的なワークロードの最適化を提供し、企業が予測可能なパフォーマンスによる単一のユニファイド・データベース上で、異なる複数のアプリケーションワークロードを容易に実行できる。
なお、「YugabyteDB 2.15」は動的なワークロード最適化によって、既存および新規の幅広いトランザクションワークロードをカバーすることが可能であり、開発者の生産性向上によって、アプリケーションの構築や既存アプリケーションの分散SQLデータベースへの移植を効率化する。また、パフォーマンス・アドバイザーが新しくビルトインされ、パフォーマンス分析および適切なリコメンデーションを提供し、データロード性能の最大20倍高速化を達成することが可能になる。
YugabyteDB Voyagerは、レガシーなオンプレミスまたはクラウドデータベースから、YugabyteDBが提供する分散マルチクラウドデータファブリックに重要なデータを容易に移行するための、強力な移行エンジンを提供する。同エンジンは、クラスタの準備からスキーマおよびデータの移行まで、データベース移行のライフサイクル全体を管理することで、企業による分散クラウド・ネイティブ環境への移行を最適化できるよう支援する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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