米Googleは、複数のGoogle Cloudと外部サービスを接続する開発者向けのサーバレスオーケストレータ「Workflows」の新機能として、「Parallel Steps」のプレビュー提供を7月12日(現地時間)に開始した。
Parallel Stepsを使用することで、複数のステップを同時に実行可能になり、とりわけHTTPリクエストやコールバックといった長時間実行操作を含む、ワークフローの実行にかかる時間を短縮できる。
Cloud FunctionsやCloud Runといったサーバレスコンピューティングサービスは自動スケーリングが可能なので、アイドル時に大容量をプロビジョニングすることなく、Workflowsを使用して必要に応じてこれらのサービスを高い並列性で実行できる。
スリープ、HTTPリクエスト、コールバックといった操作を含む長時間実行ステップ(~1秒以上)を並列化することでもっとも効率が向上し、高速実行の計算操作や、assign、switch、nextといった操作を含むステップの場合は、並列化しても効率が向上しない。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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