テクノロジーを活用してソフトウェアの品質・安全性向上を支援するAGESTは、 テスト工程を短縮したい顧客に向けたソフトウェアテストサービス「AGEST式探索的テスト」を9月7日に提供開始した。
探索的テストは、その第一人者であるCem Kaner氏が著書『Testing Computer Software』の中で「進化型アプローチ」として紹介しているソフトウェアテストの手法の一つ。
AGESTが提供する「AGEST式探索的テスト」は、日本におけるソフトウェアテストの第一人者である当社取締役CTSOの高橋寿一氏の著書である『ソフトウェア品質を高める開発者テスト~アジャイル時代の実践的・効率的なテストのやり方~』でその有効性を紹介している考え方をベースに構築している。
同サービスでは、ソフトウェアの理解、テストケース設計、テストケース実行のすべてを並行して実施する。重要な工程となるソフトウェアの理解とテストケース設計については、同社テストエンジニアが、案件それぞれの開発内容や製品仕様を考慮して対応する。
また探索的テストには、テスト設計書などのドキュメントを作成しないため、テストのノウハウを蓄積し共有しにくいという課題や、その成果がテストエンジニアの要求/要件習熟度およびスキルに依存してしまう傾向があるが、AGESTが提供する探索的テストでは、それをカバーする「AGEST汎用的テストチャータ」を用いることで、属人的になりがちな探索的テストを安定した品質で提供することが可能。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です