米Appleは、スマートフォン向けオペレーティング・システム(OS)の新版「iOS 16」の提供を9月12日(現地時間)に始めた。合わせて、同OSで動作するアプリを開発するためのSDKの提供も始めている。SDKはXcode 14 ベータ6に付属しており、開発者向けサイトにあるベータ版ソフトウェアのダウンロードページから入手できる。
iOS 16では、iPhoneが搭載するカメラとLiDARスキャナーを利用して、部屋の3Dモデルを作成できる「RoomPlan」APIが使えるようになる。
「HealthKit」APIでは、水泳、自転車、ランニングを組み合わせたトレーニングに対応したほか、ランニング時のパワーや速度、ストライド長、接地時間などの新しいデータ型が利用可能になった。
「StoreKit」APIでは、アプリ内課金の機能を強化した。具体的にはサブスクリプション更新情報や、購入履歴などを示すプロパティが加わったほか、アプリ購入時にApp Storeによる署名を受けているかどうかなどを示す構造体などが加わった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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