米Cloudflareは、「Cloudflare Workers」と同一のコードベースに基づくJavaScript/Wasmランタイムである「workerd」の最初のベータ版を、9月27日(現地時間)にオープンソースでリリースした。
workerdを使用することで、Cloudflare Workersで実行するアプリケーションをセルフホストすることが可能となっており、任意のサーバ/VM/コンテナホスティング/オーケストレーションシステムで動作する。
Workerのローカルテストを容易にするよう設計されており、workerdのリリースによってMiniflareとWrangler CLIツールによる、より正確なシミュレーションを提供できるようになった。
また、アプリケーションホスト、プロキシ、およびその両方として機能することも可能で、フォワードプロキシモードとリバースプロキシモードの両方をサポートする。どちらの場合も、JavaScriptコードを使用してリクエストとレスポンスを転送する前にインターセプトして処理できる。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です