STマイクロエレクトロニクス(以下ST)は、GitHubコミュニティ「STM32 Hotspot」を開設したことを10月6日に発表した。
「STM32 HotSpot」では、STM32マイクロコントローラ向けに開発された組込みソフトウェア・プロジェクトがコミュニティ・メンバーに提供される。また、展示会向けのデモや概念実証モデルなど、STのエンジニアが製品化を目的とせずに作成したサンプル・コードが公開される。
同サービスは、既にユーザに提供されている多くのSTM32リファレンス・コードに加えて、これらのサンプル・コードをより幅広い開発者コミュニティに共有することで、さらなる付加価値を提供する。コードは、STが所有するGitHubコミュニティを介して提供されるため、ソフトウェア作成元の真正性も保証されている。
提供されるプロジェクトは、実際のユースケースに即して開発されている。そのため、一般的に必要とされる機能の開発を加速させ、開発工数の削減や、開発期間の短縮に貢献することが予想される。コードは、無償でダウンロードでき、STのライセンス条件で配付されるため、ユーザ独自のアプリケーションに直接統合可能。
GitHubのユーザは、GitHub専用サイトからSTM32 Hotspotにアクセスできる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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