日本電気(NEC)は、ベクトル型スーパーコンピュータ「SX-Aurora TSUBASA」を活用するプログラムで競い合う「NECスパコン・プログラミングコンテスト」を開催することを、11月10日に発表した。参加申し込みは11月29日に受付を開始する。
同コンテストでは、「SX-Aurora TSUBASA」に搭載しているベクトル型プロセッサの性能を活かしつつ、社会課題の解決に貢献できるプログラムを募集し、その内容で審査を行う。
コンテスト期間中は、「SX-Aurora TSUBASA」の実行環境が参加者に無償提供され、一次審査と決勝イベントによる最終審査を経て、優勝者には50万円、準優勝者には30万円が授与されるほか、審査員特別賞も設定しており、賞金総額は100万円となる。
応募資格は、18歳以上(高校生除く)で日本国内に在住し、日本国内の銀行口座を持つ企業、団体、個人、学生。
おもなルールは以下の通り。
- 「SX-Aurora TSUBASA」を利用すること
- プログラミング言語は、C、C++、Fortranを使用すること
- 汎用プロセッサと「SX-Aurora TSUBASA」が搭載するベクトル型プロセッサとの性能比較が含まれること
参加申し込みの受付期間は11月29日~2023年1月20日、作成したプログラムの提出期限は2023年2月10日で、一次審査は2023年2月14日~24日、決勝ラウンド・最終審査・表彰は2023年3月3日。
なお、参加申し込みの受付が開始される11月29日16時~18時には、同コンテストのキックオフイベントがWeWorkオーシャンゲートみなとみらい(神奈川県横浜市)にて開催される。当日は、スパコン開発者が語るプログラミングのコツやゲストスピーカーの講演などの内容を予定している。キックオフイベントへの参加申し込みは11月22日17時まで。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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