OutSystemsは、Webテクノロジーを使用したモバイル/デスクトップアプリケーションの構築プラットフォームとして広く採用されているIonicの買収を11月9日に発表した。
Ionicでは、モバイルUIツールキットのIonic Framework、WebアプリケーションのネイティブデプロイツールのCapacitor、Webコンポーネントベースのシステム構築ツールチェーンのStencilなど、多くのオープンソースプロジェクトの開発を手掛けており、同社のオープンソース製品と商用製品は、500万人を超える世界中の開発者に広く採用されている。また、アプリストアでは数十万のアプリケーションを支えている。
OutSystemsとIonicは、セキュリティと拡張性が組み込まれたエンタープライズレベルのアプリケーションに注力しており、オープンソースから高性能ローコードまで、幅広い開発アプローチを提供している。そのため、顧客企業は自社のアプリケーション要件、開発チームの専門知識、コーディングのスタイルに応じて最適なツール群を選択できる。両社のオープンソース製品は、今後も独立した事業体制を継続し、世界の開発者コミュニティの支援と拡大に取り組む。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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