米Amazon Web Servicesは、スケジュールされたタスクを大規模に作成、実行、管理できるAmazon EventBridgeの新機能となる、「Amazon EventBridge Scheduler」を、11月10日(現地時間)に発表した。
Amazon EventBridge Schedulerを使用することで、基盤となるインフラストラクチャをプロビジョニングまたは管理することなく、多くのAWSサービスにわたって1回限り、または繰り返し発生する数多くのタスクをスケジュールすることが可能になる。
6000を超えるAPIを使用して、200を超えるサービスをトリガする、単一または反復のスケジュール作成に対応し、最小粒度1分でスケジュールを構成できる。
少なくとも1回のイベント配信をターゲットに提供するとともに、配信のウィンドウ、再試行回数、イベントを保持する時間、デッドレターキューを設定することで、さまざまな配信パターンのスケジュールが可能となっている。
デフォルトでは、イベントの送信を24時間、最大185回試行し、デッドレターキューが設定されていないため、失敗した場合はメッセージがドロップされる。また、Amazon EventBridge Scheduler内のすべてのイベントが、AWSの所有および管理するキーで暗号化され、独自のAWS KMS暗号化キーも使用できる。
料金は、100万回の呼び出しごとに設定されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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