iPadがデスクトップに!? 「Stage Manager」の登場
新しく登場したStage Managerを利用すると、起動中のアプリをわかりやすく管理することや、アプリ間の移動がよりスムーズになります。図9に示すように、Stage Managerは作業中のアプリを中心に、それ以外を左側に表示することができます。中心には複数個のアプリが配置が可能で、アプリのウインドウを移動することやリサイズすることも可能です。
また、複数のアプリを束ねて管理することも可能であり、例えば開発用のアプリ群とドキュメント用のアプリ群をそれぞれ束ねて、素早く切り替えることもということも容易になっています。Macではデスクトップを追加していくことが可能ですが、イメージとしてはそれに近いと思われます。
今までiPadで複数のアプリを表示する際は、2つのアプリを並べて表示するSplit View(図10)を使っていました。Stack Managerのほうがアプリの配置や数に融通が利くため、これまで以上にアプリ間の連携が取りやすくなる期待があります。
さらに、iPadOS 16ではiPadにディスプレイをつなげることによってデスクトップを拡張することができます。図11は外部ディスプレイをつなげてさらにStack Managerを利用している様子です。使用しているのはiPadなのですが、まるでMacを操作しているかのような印象を受けます。一般的なPCを用いてマルチディスプレイを実現した場合、ディスプレイごとに違うウインドウを表示しそれぞれで別の作業を行うことがありますが、iPadでも同じことが可能になります。
例えば、あるディスプレイで資料を制作しながら、別のディスプレイで資料に使う画像を製作することということができます可能です。もちろん、ディスプレイ間でのドラッグ&ドロップのような協調作業も行えます。
なお、Stack ManagerはmacOSでも使用できるようになります。異なるOSであっても同じような操作が可能なのはmacとiPadもどちらも使っているユーザとしては嬉しいですね。
