Amazon Web Servicesは、AWS Systems Managerの「Incident Manager」機能が、運用インシデント対応ツール「PagerDuty」と統合されたことを、11月16日に発表した。
Incident Managerを使用すると、重大な問題が検出された際に適切な担当者および情報を特定でき、あらかじめ設定した対応計画を開始して、SMS、電話、チャットのチャネルを通じて担当者との連携が可能になる。
また、AWS Systems Manager Automationのランブックを実行でき、Amazon CloudWatchアラームまたはAmazon EventBridgeによって、問題が検出された際にPagerDutyを直接Incident Managerの対応計画に組み込んで、自動で担当者を連携させられる。
Incident Managerによって、インシデント対応を継続しつつ担当者を追加することも可能なので、根本原因に関する追加の情報が明らかになった場合、直ちに適切な担当者と連携でき、対応時間の短縮が可能になる。また、PagerDutyでの設定に基づき、Incident Managerコンソールから特定の担当者とチームをいつでも表示、選択、連携できる。
なお、今回のIncident ManagerとPagerDutyとの統合は、Incident Managerの既存の統合(ServiceNowおよびAtlassian Jira Service Management)への追加として行われる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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