コーディング試験サービス「HireRoo」を提供するハイヤールーは、エンジニア採用担当者147名を対象に実施した、エンジニア採用のミスマッチに関する調査の結果を12月8日に発表した。
本調査は、10月26日から11月3日の期間にインターネットで、事前の属性調査で抽出した「エンジニア採用に携わっている」147名から有効回答を得ている。
「エンジニア採用における『ミスマッチ』でどのような経験がありますか?(複数回答可)」という設問に対して「ミスマッチを経験したことがない」と答えたのは全体の16%だった。残りの84%はミスマッチを経験していることがわかった。
最も多い回答は「パフォーマンスが期待より低い」の66%、次いで「年収とパフォーマンスが合っていない」の46.3%だった。また、「スキルやカルチャーが原因で退職してしまった」という回答は26.5%という結果となった。
「エンジニアのミスマッチに関して、どれくらいのコストだと考えますか?」という設問に対して「501万円〜700万円」と回答したのは22%と最多となった。次いで、21.1%が「301万円〜500万円」と回答した。
「エンジニア採用におけるミスマッチを防ぐために、どのような取り組みを行っていますか?(複数回答可)」という設問に対して、最多の56%が「適性検査の追加」と回答した。また、29.3%が「自社でコーディング試験の導入」、18.4%が「コーディング試験サービスの導入」と回答し、合計47.7%がコーディング試験サービスを導入していることがわかった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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