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Visual Studio CodeのPython/Jupyter向け拡張機能にてRust製静的解析ツール「Ruff」が利用可能に

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 米Microsoftは、コードエディタVisual Studio Codeの、Python/Jupyter向け拡張機能の2022年12月版を、12月8日(現地時間)に公開した。

 2022年12月版では、言語サーバー「Pylance」を使用してVisual Studio CodeでPythonのコードを書いているときに、コードのブロックを自動的に認識して適切な位置にインデントを挿入してくれるようになった。Microsoftはこれで、コードの整形に気を遣いすぎることなく、コードのロジックに集中できるようになるとしている。現在のところこの機能は標準では有効になっていないが、Microsoftは今後数カ月以内に初期状態から有効にしたいとしている。

 そして、静的解析ツール「Ruff」の機能をVisual Studio Codeで利用できるようになった。RuffはPythonの静的解析ツールとしては一般的な「flake8」の代替を目指して、Charles Marshが開発したもので、処理速度を重視してRust言語で記述してある。Visual Studio Codeでは、Import文の整列や、誤記の修正など、Ruffが提供する機能をコードエディター上で操作できるようになった。

 さらに、Webサービスとして動作する「Visual Studio Code for the Web」向けの拡張機能も登場した。Visual Studio Code for the Webで記述したPythonのプログラムをWebAssembly形式に変換し、Webブラウザ上で実行やデバッグを可能にするという拡張機能だ。ただしMicrosoftは、この機能は実験的なものであり、本番環境で動かすソフトウェアには使用しないよう警告している。

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https://codezine.jp/article/detail/17015 2022/12/15 09:00

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